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7、8才のころ
いつものように
学校から2人で
帰っていた はやたくん。

オロナミンCの空き瓶を割りながら、
街路樹のなまえを
サルスベリだと教えてくれた。
幹に生えたキノコを
サルノコシカケだと教えてくれた。

ある日、
はやたくんが言った。
「僕、明日引越しすんねん。」
突然だった。

最後の日も
2人で帰った。
何も言えなかった
何も言わなかった

いつもの交差点で
バイバイと別れた。

今になっておもいだした。
僕は悲しかった。


サルスベリを見かけると、
僕の奥底でいつも小さな声がしていた気がする。
それが何なのか、いままでわからなかった。

きっとその声は、
はやたくんといた小さい僕の声なのかもしれない。
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